競馬予想の中には、まるでオカルトのような予想家がいます。
その代表例が、サイン予想と呼ばれるものです。
時事ネタなどを題材に予想を組み立てるのですが、これが嘘のように当たることがあるのです。
サイン予想をするメリットとしては、以下があります。
- 人気にとらわれずに的中できるので思わぬ高回収も期待できる
- 予想があたった時に爽快感は格別
- 意外とプロ予想家でも用いている方が多い
この記事では、サイン予想について詳しく解説します。
目次
競馬予想「サイン」とはケントク買いの一種
サイン予想とは、競馬の勝ち馬を予想するための手法の一つとなります。
広義的な意味では、ケントク買いと呼ばれる見得買いや見徳買いの一種として扱うことも多いです。
この手法を用いて買い目を決定して馬券を購入した場合、サイン馬券とも呼ばれています。
メインレースでは、レース前から既に勝ち馬や勝利するジョッキーが決まっていて、特定の者に主催者または競馬の神様がサインを出している、という空想で予想を行って馬券を購入します。
もちろん、実際にはそのような事実はありません。
ただ、それでもこの理論で予想するとまるで事実かのようにして的中するのですから驚きです。
人気馬においては、配当面の妙味が薄いこともあって基本的には穴馬を探すための手法となります。
ただ、人気馬を本命視する根拠の補強のために適用されることもあるのです。
実は古くからある手法の一つとなりますが、日本においては競馬評論家の高本公夫さんが類似の予想方法を世間に広めたことで有名です。
各メディアの予想コラムを通じて広めたこともあって、タカモト式の名称で呼ばれることも多いです。
開催者や競馬関係者自体が八百長行為を行っていると空想するという理論のため、真の競馬ファンや競馬関係者からは敬遠される予想であるのは事実です。
ただ、実際には高本公夫さんのサイン馬券は、競馬場の内外において情報収集を徹底的に繰り返して、馬主経済や厩舎人脈、競馬主催者の集客戦略を元にして競走馬の生理面に至るまで様々な要素を組み合わせたものなのです。
実際にサイン競馬が当たった事例
サイン馬券では、多くの的中実績があります。
有名なサイン馬券での的中実績としては、以下があります。
アメリカ同時多発テロ事件後の菊花賞と有馬記念
2001年に発生した衝撃的な事件であるアメリカ同時多発テロ事件後の菊花賞は、サイン馬券としては最も有名な結果となりました。
このレースでは、逃げるマイネルデスポットをマンハッタンカフェがとらえて勝利しました。
また、有馬記念ではマンハッタンカフェとアメリカンボスが1-2着を独占したのです。
3頭ともに独裁者、ニューヨーク、大統領が含まれた馬名で、サイン理論の典型的な予想および的中例となったのです。
実際には、多数の被害者が出た事件ということで、不謹慎であるという観点から、結果や成果に言及した予想家は少数でした。
北京オリンピック開催年の有馬記念
2008年に開催された北京オリンピックは、8月8日にスタートしました。
この数値をとって、有馬記念では8-8の枠連が大人気となりました。
実際には、8枠には圧倒的に人気のダイワスカーレットが入ったのですが、結果は同枠のアドマイヤモナークが2着に入ったことで枠番連勝8-8の配当が18,640円であったのに対して、馬番連勝の13-14の配当が29,490円と大きなギャップが生じる事態になりました。
世相を表す漢字繋がり
毎年年末に、世相を表す漢字が公開されます。
2012年は、世相を表す漢字として「金」が選ばれました。
これは、ロンドンオリンピックで金メダルラッシュになったことが理由となりますが、この年の有馬記念ではゴールドシップが見事勝利しています。
また、2016年も同様に金が選ばれていますが、この年もゴールドアクターが有馬記念を勝利しており、金繋がりであると話題を呼びました。
来場者の誕生日繋がり
競馬では、特別ゲストが来場されることがあります。
代表例として、2014年の有馬記念では長嶋茂雄さんが来場されていたのですが、長嶋茂雄さんの誕生日は2月20日です。
そして、有馬記念を勝利したのは同じく2月20日に生まれたジェンティルドンナでした。
競馬予想でサインを使う著名人3選
競馬予想でサインを使う著名人は多く存在します。
その中でも、特に有名な方として3名を紹介します。
帯封ゲットの実績あり!田中裕二さん
田中裕二さんは、爆笑問題のツッコミとして有名な存在です。
競馬ファンであることは有名であり、東京スポーツで爆笑問題田中裕二の爆勝予想という連載を担当しています。
この連載の中で、頻繁に世相を反映したサイン予想を披露しているのです。
これがよく当たると、評判になっています。
的中実績としては、2007年皐月賞において優勝したヴィクトリーと騎乗している田中勝春が「勝」で重なったのはサインだと確信して、ヴィクトリーを本命としたのです。
結果、皐月賞はヴィクトリーが優勝して馬連と三連単の高額配当を的中させて、ワイドショーの話題になりました。
2009年8月には、押尾学さんと酒井法子さんが立て続けに覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されましたが、第44回北九州記念において、酒井学が騎乗しているサンダルフォンが勝利しました。
酒井法子さんがサンダルを履いて逃走したことがワイドショーの話題となっていることを理由に、サインと見込んでサンダルフォンに本命を打ち、見事単勝1,580円を的中したのです。
他にも、2012年に行われたロンドンオリンピックにおいて、閉会式でジョン・レノンさんがイマジンを披露して話題になった直後に開催された札幌記念では、フミノイマージンが勝利しました。
この時も、フミノイマージンに本命印を打ち、単勝1,240円と3連単10,590円を的中させています。
競馬番組でもおなじみ!井崎脩五郎
井崎脩五郎さんは、フジテレビの競馬中継に1983年からレギュラー解説者として出演しています。
独特のデータ予想をベースとして、サイン理論も披露することが多いです。
現在は、メイン解説者ではなくご意見番というスタンスとなっており、一歩引いた立場にいる事が多いですが、競馬好きであることが随所に見られます。
豊富な知識は競馬だけではなく、情報番組でも頻繁に披露しています。
実際には、データを駆使した予想を展開していますが、2019年の有馬記念の本命としてアエロリットを指名しています。
その理由としては、アエロの字でVサインが刻まれているというものでした。
結果は的中できませんでしたが、その独自理論には高い注目が集まっています。
豪快な買いっぷりが魅力的!霜降り明星 粗品
霜降り明星のツッコミを担当する粗品さんは、ギャンブラーとして有名な存在です。
競馬だけでなく、パチンコや麻雀、競艇など、様々なギャンブルに高額なお金をつぎ込む破滅的な予想を公開しています。
オリジナルYouTubeチャンネルであるしもふりチューブにおいて、その勇姿を見ることが可能です。
関テレの競馬予想番組であるうまんchu▼(ハート)でも、独特なサイン予想を展開しており、注目されています。
これからも、多くの盛り上がる話題を提供してくれること間違い無しの予想家として注目したいですね。
競馬予想のサインについて詳しいサイトはココ!
サイン予想の真髄をより知りたいという方に向けて、おすすめしたいのが「サイン馬券を極める」というサイトです。
有名なサイン予想家を紹介しつつ、サイン予想の有効性や実例などを多く紹介しています。
見やすいサイト構成で、サイン予想の魅力を実感できます。
やはり人気コンテンツは予想家を紹介する記事であり、是非参考にして自分にマッチする予想家を見つけ出しましょう。
サイン予想で万馬券ゲット!
サイン馬券は、サインを見つけ出して実際に的中したときの喜びは格別です。
また、思わぬ穴場券を的中させやすいという魅力もあります。
ぜひサイン馬券を極めて、回収率を高めましょう。
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