競馬予想を商売とした、プロの予想家が存在します。
独自の理論を用いて予想を展開しており、その予想には多くの注目が集まります。
場合によっては、予想公開で大きくオッズが変動するケースもあり、その影響力の大きさは絶大です。
競馬予想のプロ予想家の予想を利用することによるメリットとしては、以下があります。
- 予想の的中率を高めることができる
- 独自の理論を学べる
- 参考にして自分のメソッドを作り出す参考にできる
この記事では、プロ予想家のスタンスや、おすすめのプロ予想家について解説します。
目次
競馬予想のプロ「予想家」は実在する
競馬予想のプロは、実に多く存在しています。
ただ、そのスタンスは全く異なることが多いです。
主なプロ予想家としては、公認予想家が場立ちして予想を売るパターンと、競馬サイトなどで予想を公開している場合があります。
それぞれの特徴については、以下のようになっています。
公認予想家の場立ち
公認予想家とは、予想屋は場立ちと呼ばれる決まったエリアにおいて、公衆に向かって自分が推定するレース展開や自分が集めた情報などを演説する予想家のことを指します。
演説自体では最終的な着順予想は公表されないのですが、演説が終わった後に予想屋の着順予想を知りたいと思った場合、料金を支払って着順予想を受け取るスタイルを採用しています。
料金は通常1レース100円程度で、5cm四方程度の小紙片に手書きやスタンプで予想が記載されたものが渡されるのです。
レース単位ではなく1日分の予想を購入したケースでは、全レースの予想を記した紙をもらうことがデキます。
レースごとにこの紙を見せれば、最新の予想を無料で入手可能です。
かつては、名物となるような予想屋も多く存在していました。
人気になる秘訣は、的中率やセールストークなどがあり、人気の予想屋にはレース前に黒山の人だかりができるのが定番です。
ただ、誰でも公認予想家になることができるわけではなく、予想の的中率が低いと認可が取り消されるケースもあります。
全国の競馬場において予想屋の総人数は、約40人ほどがいますが年々減少傾向にあります。
大井競馬場が最も多いのですが、地方競馬のみ存在するものであり、中央競馬には存在していません。
なお、競技場内で認可なく予想屋業を行う予想家もいますが、これはノミ屋やコーチ屋などの可能性が高いです。
ノミ行為は参加させた側だけでなく、参加した側も罰せられる事があるので要注意です。
競走の主催者もノミ行為防止を目的として、特に自施設内で非公認の予想屋として活動する者たちに対しては警察などと連携して取り締まりを強化しています。
競馬サイトと契約している予想家
競馬サイトと契約している予想家は、公認予想家のように公式的に認可された者ではありません。
競馬サイトとしては、話題性が高かったり的中実績が多いこと、また元競馬関係者など、さまざまな予想家が存在します。
中には、素人で予想を公開されていた方が、その実績を買われてプロ予想家にスカウトされて人気を博したケースも多々あります。
公認予想家は、実際に対面でセールストークを聞きながら予想を購入するスタイルを採用していますが、競馬サイトと契約している予想家の場合はセールストークなどなくいきなり予想を購入する場合が大半です。
ただ、競馬サイト内で的中実績や回収率などが表示されているので、購入時の参考になります。
また、無料で予想公開されている予想家も多く見られますし、予想だけでなく競馬コラムを公開しているケースもあるので勉強になります。
元競馬関係者の場合、素人ではカバーしきれない魅力的な情報をもたらしてくれるケースもあるので、とても有益です。
競馬予想が当たるおすすめ予想家3選
では、実際によく的中すると好評を博している、競馬予想家を紹介します。
血統ビームの創設者!亀谷敬正
亀谷敬正さんは、ダービースタリオンシリーズにはまって、競馬王にて独自の理論にて全国レベルの馬を何頭も生産し、ダビスタ四天王として名を馳せました。
高校時代には、すでにライターとして出版社に出入りしていて、大学中退後にはそこで得た知識や人脈を活かしプロのライターに転身しました。
当初は血統予想ではなく、レースのペース配分といった全く違うスタンスでの予想を行っていましたが、徐々に血統予想にシフトしていきます。
〇〇系の血が入っていたら機械的にその馬を買うという方法を実践しており、意外と初心者でも扱いやすい予想を心がけています。
代表的な理論としては血統ビームがあり、競走馬の適正を数値化して、レースに最適な競走馬を見つけ出すことが可能です。
netkeibaなどで予想を公開していますし、またオリジナルのYou Tubeチャンネルも公開しています。
さらに、競馬サロンと呼ばれる実在するサロンを運営しており、中央競馬開催日には本人出演の上で予想の肝を紹介しています。
メディアへの登場実績も多数で、頼りになる予想家となっています。
調教捜査官として活躍!井内利彰
井内利彰さんは、主に調教をベースとした予想を公開している予想家です。
調教をスポーツ科学的に分析している適性理論として、調教Gメンを操る調教捜査官として、各種メディアでも人気です。
栗東トレセンを中心とした取材活動をベースとしており、音無厩舎への取材には定評があります。
競馬予想TVでのキレのある予想や、JRA主催のイベントなどでも競馬初心者に向けて競馬の見方を紹介しています。
過去好走馬の調教から、その競馬場やコースに適した調教パターンを発掘するのが予想の基本スタイルです。
また出走各馬のデータを徹底分析して、ダブル最速など調教タイム以外の面からも各馬を評価しており、人気にとらわれない予想が魅力的です。
公認予想家の流れを組む予想家!Kヤマモト
Kヤマモトさんは、大井競馬公認予想家であるゲート・インの吉冨隆安さんの実走着順理論に惚れ込み師事して予想家の世界に飛び込みました。
そして、唯一の弟子を名乗っていいと言われているほどの存在になったのです。
2002年の帝王賞で3連単10万馬券を1~3着の3頭のボックス買いでズバリ的中し、さらに3,000円分的中したことで一瞬にして300万円超の払い戻しを獲得しました。
これで一躍注目が集まり、競馬最強の法則に登場を果たし、グリーンチャンネルにもスポット出演を果たしています。
一時期予想界を離れていたのですが、2011年に復活して多くの魅力的な予想をnetkeibaで公開しています。
競馬予想家に詳しいサイトならココ!
競馬予想家の中には、怪しい予想を展開している方が多いのも事実です。
その中で、予想家の良し悪しをしっかりとジャッジして教えてくれるサイトとして、予想のプロを参考にしよう!競馬評論家、競馬予想家大集合!があります。
伝説の予想家である大川慶次郎さんから、最新の予想家までその魅力をしっかりと伝えています。
元ジョッキーの予想家についての評価は、特に役立ちますよ。
予想家の予想を参考にしよう
プロ予想家の予想は、独自の理論でとても参考になります。
当然、そのまま乗っかって購入するのも良いですし、自分の予想に参考にするのも良いでしょう。
有料で公開されているケースも多いですが、回収率を考えれば決して高いものではありませんよ。